出版社内容情報
気鋭の学徒が世に問う、意欲的日本茶文化論。茶道と茶の湯の意味の違い、喫茶去の名称など、基本語句の原意が、日中の茶文化を徹底比較する中で明らかにされていく。,,,
内容説明
本書は、中国茶文化の展開をベースにして、喫茶の効能、喫茶法、製茶などの面から日本茶文化の史的展開を総合的に考察しようとするものです。
目次
序章 茶文化の内容
第1章 「茶道」の語について(茶道の語の原意;日本における「茶湯」と「茶道」)
第2章 日本における喫茶法の変遷(唐代から明代にかけての喫茶法の変遷;日本における中国の喫茶法の受容と展開)
第3章 茶の栽培と調製(茶園の育成、分布、規模;製茶の種類、技術、製茶者)
終章 日本に茶文化の特色
著者等紹介
張建立[チョウケンリュウ]
1970年中国内蒙古に生まれる。1993年内蒙古大学外国語学院日本語学部卒業。1996年南開大学日本研究院修士課程修了。日本思想史を専攻。同年4月茶道研修のため来日。1999年裏千家学園茶道科卒業。2000年同研究科卒業後、今日庵より茶名宗建を授与される。2003年3月立命館大学大学院文学研究科博士課程修了、文学博士号取得。川嶋将生先生に師事し、日本文化史を専攻
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