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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Shoji
32
2021年が聖徳太子1400年忌ということで、折に触れ太子の勉強をしています。この本は、太子とゆかりのある寺院や遺構を紹介しています。あまり掘り下げず、入門的な分かりやすい内容だと思います。太子は叔母に推古天皇、父は用明天皇と政界のサラブレッドです。蘇我馬子と二人で推古天皇の執行役として為政を揮いますが、蘇我氏は天下の大悪人のように言われ、聖徳太子は天下の大聖人のように奉られます。この違いはなぜなのか、もしかして太子はフィクサーで、馬子は冷や飯を食わされた?、そんなことを妄想するのが私大好きでして、、、2022/01/08
荒野の狼
5
聖徳太子ゆかりの地(建造物、墓所など)を、一か所を1-4ページほどで写真を中心に紹介する本。p4-5にマップがあり、ここに本書で紹介されている場所の位置とページ番号が書いてあるのが重宝で、実際に観光プランをたてるときに、どの場所をひとまとめにして訪れるべきかなどがわかる体裁。本書を読むと、紹介されている地が、確かに聖徳太子と歴史的に関連している証拠がある場所は少なく、多くは後世の伝説によるものということがわかる。2021/09/30
ohmi_jin
3
聖徳太子教科書不掲載とかありましたが。聖徳太子は伝説的な人物であり、元になった実在の人物はいたとしてもその事績の大半は伝説に彩られているんだろう。この本はそのような聖徳太子に関する史跡だけでなく、聖徳太子の様々な描かれ方も記載されている。2020/11/21
kaz
1
基本的には聖徳太子ゆかりの寺社を紹介したもの。図書館の内容紹介は『「聖徳太子御遺跡霊場」をはじめ、近畿地方を中心とした太子の寺社やゆかりの地を紹介。あわせて古代から現代に至るまで生み出されたさまざまな聖徳太子像や、太子の伝説・伝承、関連人物や日本仏教への影響などを掲載』。 2021/01/10