内容説明
古薩摩の茶入はその形と釉と土の味わいが、茶人の心をとらえました。白薩摩には優雅で繊細な色絵が施され、また信じられないほどの細かな細工に目をみはります。黒薩摩の重厚な作品、素朴で親しみやすい茶家(チョカ=土瓶)や焼酎を入れるからからなど、バラエティーに富んだ薩摩焼の魅力のすべてをちりばめています。
目次
薩摩焼の見所
名品鑑賞
製作工程(やきもののできるまで)
使う楽しみ
歴史と技法
やきもののふるさと「薩摩=鹿児島」を歩く
著者等紹介
渡辺芳郎[ワタナベヨシロウ]
1961年、埼玉県生まれ。金沢大学文学部卒業、九州大学大学院文学研究科博士後期課程中退。九州大学文学部助手、佐賀県立九州陶磁文化館学芸員を経て、現在、鹿児島大学法文学部助教授。専門は考古学
熊本隆[クマモトタカシ]
1959年、福岡市生まれ。東京写真専門学校卒業後、カブラギスタジオ入社、カメラマンとなる。1987年三井スタジオ入社、現在取締役専務。主に広告写真を中心に、ポスター、雑誌、パンフレットなど、幅広く活動中
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