出版社内容情報
初心者を対象とした「手づくり」のための本。チャレンジするのは「利休形」の茶杓に「行」の共筒。プロが内緒にしていたとっておきのコツを伝授します。
内容説明
本書は、茶杓づくりにはじめてチャレンジする人のための本。ぶきっちょさんでも、かんたんにつくれること、まちがいなし。
目次
茶杓篇(採寸したあと、竹を切る;竹片をつくる;竹片のカドを落とす ほか)
共筒篇(筒をカットする;詰蓋をつくる;書付部分を削る ほか)
書付篇(銘を考える;書付をする)
著者等紹介
池田瓢阿[イケダヒョウア]
1951年、東京生まれ。本名、潔。父は2代目瓢阿、兄は漆芸家池田巌。武蔵野美術大学卒業後、竹芸の道に進む。平成5年、3代瓢阿を襲名。三越本店において定期的に個展を開催。古典の基本をしっかり押さえつつ、竹芸の新しい可能性をも探って、精力的に活動している。現在「竹楽会」を主宰。淡交カルチャー教室講師、淡交会巡回講師、NHK文化センター講師、高崎芸術短期大学講師などをつとめる
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
こきよ
59
熊手や竹箒の柄を材料に作る事が出来るとのこと。先ずはいい節の白竹を入手せねば。2015/09/06
ひめぴょん
12
材料についてから道具の手入れについて、銘についてなど茶杓を作るにあたって知っておかないといけないことが網羅されている本。先日茶杓つくり体験をしたので、その復習にかりてみました。茶杓を曲げた状態から小刀で削る(撓(た)めの部分は決められている感じになります。なので、節の位置も決まっています)、のこぎりで切る、やすりで整える。といった工程で完成までを実際にはやりました。自分で作るからこそ 分かるものがある。物の見方が変わる体験でした。竹にもいろんな種類があり、煤竹と言われるいぶされた結果の風合いや枯れた状態2024/05/17
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