知の蔵書21
ファラオの形象―エジプト建築調査ノート

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  • サイズ B6判/ページ数 223p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784473018854
  • NDC分類 523.42
  • Cコード C0020

出版社内容情報

古代エジプト建築研究の第一人者である著者が、王宮家具、階段ピラミッド、オベリスクなど、古代の技術と思想の結晶を紹介。

内容説明

早稲田大学考古学隊のメンバーである著者は、古代エジプト建築研究の第一人者。発掘競争に夢中な考古学者たちをしり目に、古代の建築日誌や、椅子の蝶つがいなどに心をときめかす。ピラミッド、オベリスク、天井壁画、王宮家具など、古代の技術と思想の結晶する造形から、エジプト建築研究の最先端に迫る。

目次

第1章 かたちの氾濫―古代エジプト建築の豊饒
第2章 泥片のジグソーパズル―マルカタ王宮の天井画
第3章 建造作業記録を求めて―石切り場に残る赤い線と日付
第4章 キュービット尺をめぐって―オベリスクとピラミッドの勾配の意味
第5章 八本脚の動物像―トゥトアンクアメンの折り畳み式寝台

著者等紹介

西本真一[ニシモトシンイチ]
1959年生まれ。早稲田大学博士課程単位取得退学。現在、早稲田大学理工学部助教授。専門は建築史、とくに古代建築技術史。1985年よりエジプトのアメンヘテプ三世の造営によるマルカタ王宮建築遺構の調査に携わる。以降、アブシール調査、ダハシュール調査などの早稲田大学エジプト学研究所による調査隊に参加。アジア建築調査については早稲田大学理工学部中川武教授が率いるアジア建築研究会の調査に1984年に参加、1996年からは日本国政府アンコール遺跡救済チーム(JSA)の一員として協力
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