内容説明
景気上昇、人生上向きのめでたい菓子たち!!人生の節目を彩る、伝来の菓子を紹介。
目次
序章 厄除け招福の縁起菓子―地域に根ざした縁起菓子
第1章 社寺ゆかりの縁起菓子
第2章 季節を寿ぐ祝い菓子
第3章 人生を豊かにしてくれる祝い菓子
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しえる
9
「全国各地の縁起菓子や祝い菓子を、風習や伝説とともに紹介しました」と書かれているように菓子の名前に地方と写真のお店が掲載されているので、この本を元に食べ歩きしてみたい。同じ菓子でも地方によって素材が違ったり物が違うものもあるけれど、どれもがその土地の祈願や年中行事等とともに大切にされている。赤福餅の形に意味があるなんて!それぞれの菓子の奥深さを少し覗けたのかな。行事に和菓子が添えられるのではなく、和菓子は行事の一部なんだなと違う角度から見る日本の文化も面白い。昔は今より生活に和菓子が溶け込んでいたのかも。2013/05/29
きのたん
5
山椒味のお餅は食べてみたい。お団子はそろばんのように1個離すのか。ふむふむ。歴史と地域性と意味があるから特別なんだね。それにしても、なぜかはわからないけど、ひねった餅が怖いよう。石山寺でも売っていたが、それを初めて見た時から怖かった。ヒモ状の餅が嫌なのか。うどんは好きなのに。饅頭怖いの意ではなく、本当に古代菓子などが。もちフォビアという名称はないものか。2023/01/03
へへろ~本舗
3
宮城は白石の足軽饅頭か。もっとありそうな気はするんだけど。先日京都へ行った折に「清浄歓喜団」買ってきて食べた。結構好きな味。2024/01/14
おさと
2
金沢の婚礼菓子に胸熱。お正月にも独特のお菓子が…昔ながらの習慣はいいなぁ。2015/08/20
猫
2
昔から伝わる、「晴れの日」に食べるお菓子の数々。素朴でシンプルで、でもお祝いごとのお菓子は精一杯華やかで、解説を読んでいてもなんだか気持ちが穏やかになる。お店で買えるお菓子を紹介するカラーページと白黒の解説ページが交互になっていて、解説ページの長文がカラーページを挟んで中断されるのがちょっとたまに傷…かな。2013/09/10