内容説明
造園家としてつとに知られ、「昭和の小堀遠州」と謳われた故・中根金作が「京都の名園」のタイトルで、10年間にわたり連載したものをまとめたもの。「作庭とは、石や樹木、水といった素材を使って、空間に立体的な絵を描くことである」と言う著者が、名だたる京の名庭を精選し、その作庭者、手法と配石や植栽、また全体構成と見所までを、完璧にとらえきって紹介する。
目次
寺院の庭(西芳寺・天龍寺庭園;東海庵庭園 ほか)
宮廷・宮家・公卿の庭(京都御所の庭;桂離宮庭園 ほか)
茶の庭(表千家の露地;裏千家の露地 ほか)
町家その他の庭(無鄰庵庭園;碧雲荘庭園 ほか)
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