出版社内容情報
京都の寺社、町家、残された自然を120点の写真で紹介。梅原猛、大岡信、瀬戸内寂聴他のエッセイも収録。
内容説明
著者は撮る対象に向って、無限の愛をそそぎこむ。その愛の熱量によって、対象は、花であれ、石であれ、建物や風景までも、紗のようなものがかけられて、非現実なまでに美しい姿を見せるのである。京のかをりに、歩く。
目次
歴史の闇を秘めている京都の寺社(梅原猛)
虚空の贅(岡部伊都子)
嵯峨野のあたり(志村ふくみ)
親愛なる魔術師(瀬戸内寂聴)
京都の歴史的事象(千宗室)