出版社内容情報
訪れる人に不思議なやすらぎを与えてくれる京都の古寺。各寺の住職・門跡たちからのメッセージが、混迷する現代社会に生きる人々の心をいやしてくれる。第一期、第二期合わせて全30巻。
目次
写真 常照寺の四季
本文 吉野太夫をしのんで
撮影ノート
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
荒野の狼
3
淡交社「京の古寺から」全30巻の23巻は吉野太夫ゆかりの寺として知られる常照寺。本書は写真集といってよく、62ページが写真家の横山健蔵によるカラー写真で、これに横山の６ページの「撮影ノート」があり２年間にわたる撮影の裏話と撮影条件が掲載。常照寺は文化財に見るべきものがあまりないが、本書は境内の四季折々の花や木々が撮影されており、むしろ、それらが本書の主役で、寺を再発見するような気分になる。2023/01/09
