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出版社内容情報
ドイツ最高峰の画家による制作ノートとインタヴューをまとめた初の書。美術界待望の本格的芸術論。
内容説明
1章 インタビューと対談;第2章 ノート 1964年~1992年
目次
96.4.15
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アキ
77
映画「ある画家の数奇な運命」を観て、ゲルハルト・リヒターに興味を持ちました。「ドイツ最高峰の画家」と言われている。1932年旧東ドイツ・ドレスデン生まれ、1961年西ドイツに亡命し現在88歳。映画ではフォト・ペインティングを確立したところで終わるが、アブストラクト・ペインティング、グレー・ペインティング、鏡から色パネルへと移行し、そこには光と写真性が共通点。インタビューとノートで画家の内面を明らかにするが、ナチス・社会主義を経て、イデオロギーには否定的な、アンフォルメルな画家。「芸術とは、反世界である。」2020/11/03
shiman
13
カフェでチラ見したら、問答の内容は飛び交うカタカナと作品名がわからず?が連発なのだが、インタビュアーたちの高飛車な物言いが面白くて自身のノートの章以外を流し読み。アブストラクト・ペインティング・・・興味を惹かれないと現代も古典もつい一瞬で通り過ぎてしまうのだが、この方が技術をひけらかすような作品になることを徹底的に避けていることだけはわかったような。最後の最後に「日本旅行から結構影響されたよ」が読めただけでヨシ、です。2022/08/23
astrokt2
0
言っていることはよくわからない。気難しい人なのであろうことはわかる。2009/05/31