目次
お茶と和服と私の関係
私の神楽坂
ついに桜は吹かなかった
父たちのニッポン
神話の話
旅ゆけば
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶんこ
43
オーストラリアから来たマーガレットさんが見た日本。その中でも「水の国日本」というのに目から鱗でした。日本の森林面積は国土との割合では世界第二とか。その豊かな森林が生み出す水。その恵みに日本人の多くが気づいていないとの指摘。ボタンも要らない紐だけで着られて自由が効く和服の素晴らしさ。畳の大らかさ。八百万の神という考え方。変わったところでは、同じ雨でもシトシト、ジトジト、ザアザアと変わる日本語が面白い。自らガイジンと言ってますが「同じ地球の人間」と言う90過ぎのおばあさんの言葉に涙ぐんだそうで、思わず私も涙。2022/09/28
purintabetainoo
7
仕事の休み時間毎に読んでいたのですが、隣のOLさんやサラリーマンに怖がられていたんじゃっていうくらい、読んでいてニンマリしてしまう本でした! オーストラリア出身のマーガレットさんが日本で働いて、生活して、新しい趣味やコミュニティに挑戦するお話なのですが、その「ガイジン(⇦ご自分のことをそう言っている)」が憧れた日本・神楽坂での生活を、とてもセンスのいい日本語で時々皮肉も交えながらユニークな視点で語られています。面白いエピソード、とんちの効いた表現力、あまりにも只者ではないマーガレットさんに夢中になりました2018/01/21
ぶち
4
読友さんの感想を拝見して手に取りました。素敵な本に出会えたこと、読友さんに感謝です。現代の日本人のほとんどが知らない日本文化の底に流れている意味など、いろいろと教わることが多い日記です。"ガイジン"から見ると我々が気づかないことにも目がいくんですね、"やっぱり!"。それにこのエッセイ、旅のガイドブックとしても優れものです。おかげで訪れてみたい地がいくつも増えました。2018/02/28
ジュースの素
4
題が題なのでもう少し神楽坂の事に触れていると思いきや・・・残念な本でした。 2015/03/10
timeturner
1
ガイジンに日本を教わる2011/02/03