内容説明
大正・昭和の激動の時代を生きたひとりの女の歴史の折折に、忘れられない〈きもの〉があった。釧路の大実業家の長女として生れ、やがて染織研究家となった著者が、70年の人生とかさねて、それぞれの時代のきもの風俗や、日本を代表するきもの作家との交流をつづる、異色のきもの風俗70年の記録。
目次
1章 生いたちの記とともに(ちりめん慕情;モスリンを着た少女;娘時代と銘仙;千人針を結んで;もんぺ姿の日々)
2章 美しいきものを求めて(40代からの出発;南の島に咲く織物の花;私のきもの暮し)
大正・昭和の激動の時代を生きたひとりの女の歴史の折折に、忘れられない〈きもの〉があった。釧路の大実業家の長女として生れ、やがて染織研究家となった著者が、70年の人生とかさねて、それぞれの時代のきもの風俗や、日本を代表するきもの作家との交流をつづる、異色のきもの風俗70年の記録。
1章 生いたちの記とともに(ちりめん慕情;モスリンを着た少女;娘時代と銘仙;千人針を結んで;もんぺ姿の日々)
2章 美しいきものを求めて(40代からの出発;南の島に咲く織物の花;私のきもの暮し)