出版社内容情報
古くから重要視されながらも、あまり実態が把握されてこなかった日本のゼミナール教育の特徴を多様な角度から分析。歴史的経緯、現状と課題、さらに学生の学びの様子と社会とのつながり等、歴史的・量的・質的研究アプローチを用いて明らかにする。ゼミのイメージを具体化し、今後のより良い実践へつなげることを目指す。
目次
なぜゼミナール教育に注目するのか
第1部 ゼミナール教育の発展過程(戦前期のゼミナール教育;戦後期のゼミナール教育)
第2部 ゼミナール教育の現状と課題(教員視点で捉えるゼミナール教育;学生視点で捉えるゼミナール教育)
第3部 ゼミナール教育のエスノグラフィー(エスノグラフィーの方法論と対象;専門ゼミナールへの導入過程;困難な課題への挑戦 ほか)
ゼミナール教育の過去・現在・未来
資料編
著者等紹介
西野毅朗[ニシノタケロウ]
京都橘大学経営学部および教育開発・学習支援室専任講師。2010年同志社大学政策学部卒業。2016年同志社大学大学院社会学研究科教育文化学専攻博士後期課程修了。博士(教育文化学)。高等教育、高等教育開発を専門とする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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