芸術社会学

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  • サイズ A5判/ページ数 254p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784472402920
  • NDC分類 701.3
  • Cコード C3070

内容説明

本書は、芸術および社会学を専攻する学生のために、芸術社会学の主要課題を学ぶ入門書として意図されたものである。

目次

1章 社会構造と芸術創造
2章 芸術の社会的生産
3章 イデオロギーとしての芸術
4章 美的自律性と文化政策
5章 再創造としての解釈
6章 作者の死
結論 文化的生産者と文化的生産物

著者等紹介

ウルフ,ジャネット[ウルフ,ジャネット][Wolff,Janet]
英国マンチェスター生まれ。リーズ大学で文化社会学を数年教えた後、アメリカに渡り、現在、ロチェスター大学教授。専門は芸術史、比較芸術学、視覚・文化研究

笹川隆司[ササガワタカシ]
1951年、新潟県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程満期退学。多摩美術大学美術学部二部専任講師を経て、現在、玉川大学芸術学部助教授(専門は音楽美学)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Rei Kagitani

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原題であるSocial Production of Artのとおり、マルクス主義の文脈に寄り添った社会学的な文化論。カルチュラルスタディーズの黎明期の著作で、やや現代の状況とはそぐわない部分もあるが、前読んだ「芸術崇拝の思想」と問題意識は通底する、社会的生産物として芸術をとらえ直すという観点。所謂「作者の死」よりはかなり穏健な立場で、作品の制作者の価値分析を検討していることは特徴的。2015/12/22

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