出版社内容情報
食文化、樹皮布、製紙、土器、武器、スポーツ、楽器、彫刻……。たたく行為の根源的な意義と役割について、時空を超えて思索する。人間と自然がつながるもっとも直接的な行為であり、先史時代から現代までかわることのない、たたきの動作。単純な反面、多様性・汎用性があり、破壊と暴力を内包する。食文化、樹皮布、製紙、土器、武器、スポーツ、楽器、彫刻……。地球の錬金術ともいえる、たたく行為の根源的な意義と役割について、時空を超えて思索する。
序章 たたき技術の進化論
? 植物食とたたき技術――ドングリからコメまで
? 動物のたたき技術
? 暮らしのなかのたたき技術――衣服・製紙・土器・石鹸
? 殺しと毒――たたき棒と矢毒・魚毒
? 大地とたたき技術――粉・箔・鋼
? たたき技術革命――人類進化論の新基軸
索引
あとがき
秋道 智彌[アキミチ トモヤ]
著・文・その他
内容説明
たたく行為は人間の進化の過程でどのような役割と意味をもってきたのか。食文化、樹皮布、製紙、土器、武器、スポーツ、楽器、彫刻…。先史時代から現代まで世界各地域におよぶ「たたき技術」を網羅。時空を超えた思索の試み。
目次
序章 たたき技術の進化論
1 植物食とたたき技術―ドングリからコメまで
2 動物のたたき技術
3 暮らしのなかのたたき技術―衣服・製紙・土器・石鹸
4 殺しと毒―たたき捧と矢毒・魚毒
5 大地とたたき技術―粉・箔・鋼
6 たたき技術革命―人類進化論の新基軸
著者等紹介
秋道智彌[アキミチトモヤ]
1946年京都府生まれ。東京大学大学院理学系研究科人類学専攻博士課程修了。理学博士(東京大学)。現職は山梨県立富士山世界遺産センター所長。2017年、伊波普猷賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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