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出版社内容情報
日本は絵本大国です。半世紀以上売れ続けるロングセラーもある一方で、1年で1000冊の新刊が出版されています。その日本で100年間に出版された100冊の絵本と画家100人を選び紹介。選者で解説は雑誌などで年間300冊ほどのレビューを執筆している絵本評論家の広松由希子氏。日本の絵本の素晴らしさにあらためて感動します。
●紹介されている主な「絵本」と「画家」
「アヒルトニワトリ」杉浦非水、「どんたく繪本」竹久夢二、「3びきのこぐまさん」村山知義、「たべるトンちゃん」初山滋、「ふしぎなたいこ」清水崑、「たぐぼーとのいちにち」柳原良平、「きかんしゃやえもん」岡部冬彦、「かばくん」中谷千代子、「ブルンブルンおくつ」久里洋二、「ぐりとぐら」大村百合子、「あのこ」宇野亞喜良、「だるまちゃんとてんぐちゃん」加古里子、「たろうのともだち」堀内誠一、「あめのひのおるすばん」いわさきちひろ、「あけるな」安野光雅、「あな」和田誠、「みんなうんち」五味太郎、「ちへいせんのみえるところ」長新太、「おつきさまこんばんは」林明子、「うまれてきた子ども」佐野洋子、「サルビルサ」スズキコージ、「アフリカの音」沢田としき、「わにわにのおふろ」山口マオ、「金曜日の砂糖ちゃん」酒井駒子、「たいようオルガン」荒井良二、「いそっぷのおはなし」降矢なな、「ワークマンステンシル」三浦太郎、「オレときいろ」ミロコマチコ
著者プロフィール 広松由希子(ひろまつ ゆきこ)
1963年生まれ。編集者、文庫主宰、ちひろ美術館学芸部長を経てフリーランスとなり、絵本の評論、翻訳、展示企画、新聞・雑誌で絵本の記事執筆などを手がけている。ボローニャ国際絵本原画展、ブラチスラバ世界絵本原画展(BIB)などの国際審査員を歴任。立教大学、武蔵野大学、横浜美術大学講師。著書に『きょうの絵本、あしたの絵本』(文化出版局)など、絵本の作家として『おかえりたまご』(アリス館)『おめでとう』(講談社)など、絵本翻訳に『はしれ、トト』(文化出版局、日本絵本賞翻訳絵本賞)『ヒキガエルがいく』(岩波書店)などがある。2020年より新宿区市ヶ谷で絵本とごはんのスペース83goccoを共同主宰。
内容説明
日本の約100年間に出版された絵本から100冊を選び、時系列に振り返る一冊。
目次
1912 杉浦非水『アヒルトニワトリ』小さな宝石箱
1913 岡野栄『おひなさま』手工と絵ばなし
1923 竹久夢二『どんたく繪本1』夢見る文字なし絵本
1925‐28 村山知義『3びきのこぐまさん』時代を超えるモダン
1927 武井武雄『おもちゃ箱』おもちゃ王国の隆盛
1929 深沢紅子『ヨイコチャンノニッキ』ハイセンスな児童画
1930 川上四郎『オトギカハリヱ ソンゴクウ』三拍子のアニメーション
1934 谷中安規『王様の背中』夢と奇想の版画
1937 夏川八郎(柳瀬正夢)『米』輸入と創造
1937 初山滋『たべるトンちゃん』線と戯れて〔ほか〕
著者等紹介
広松由希子[ヒロマツユキコ]
1963年生まれ。編集者、文庫主宰、ちひろ美術館学芸部長を経てフリーランスとなり、絵本の評論、文、翻訳、展示企画などを手がける。ボローニャ国際絵本原画展、プラチスラバ世界絵本原画展(BIB)、ナミコンクールなどの国際審査員を歴任、BIB2017では日本人初の国際審査員長をつとめる。朝日新聞「子どもの本棚」選者をはじめ、新聞や雑誌で絵本記事を連載中。立教大学、武蔵野大学、横浜美術大学兼任講師。JBBY副会長。2020年より新宿区市ヶ谷で絵本とごはんのスペース83goccoを共同主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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