目次
いも虫としての喜び 井上洋介のタブローを見る
雨の日は電車で蟇と 井上洋介の散歩
井上洋介の世界 非絵画的絵画の展開
井上洋介のグロテスク 生のアリバイとしての無言劇
井上洋介の世界
対談・井上洋介VS草森紳一 女の絵だけが女っぽいというのは何だろうね
井上洋介さんのタブローに込められたもの
1950年代から70年代
1980年代から90年代
2000年代以降
井上洋介年譜&書誌
著者等紹介
井上洋介[イノウエヨウスケ]
1931年東京赤坂生まれ。2016年没。幼い時から絵描きを目指す。武蔵野美術学校(現武蔵野美術大学)の学生時代から雑誌などに漫画を投稿。それらの漫画が小島功、長新太などの漫画家の目に止まり独立漫画派に参加。1963年に私家版漫画集『サドの卵』を上梓。漫画家として生計を立て始める。1965年に一連のナンセンス漫画で第11回文藝春秋漫画賞を受賞。1960年に初めての絵本「おだんごぱん」を手がける。1969年には『くまの子ウーフ』の挿絵を担当
土井章史[ドイアキフミ]
1957年広島市生まれ。武蔵大学欧米文化学科卒。大学時代から編集プロダクションでアルバイトをし、いくつかのプロダクションを渡り歩く。1988年トムズボックスと名乗りフリーの編集者として独立、絵本の企画編集を始める。1993年に吉祥寺にトムズボックスという絵本とギャラリーの店を開店、2015年末に閉店(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。