アジアの大学―従属から自立へ

アジアの大学―従属から自立へ

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  • サイズ A5判/ページ数 380p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784472103414
  • NDC分類 377.22
  • Cコード C3037

内容説明

本書はアジアの高等教育について歴史と現状の両面から総合的に比較・分析した初めての書物といえる。世界の他の地域に例を見ない発展を遂げているアジアの高等教育は、どのようにして興り、どこへ向かおうとしているのか。欧米とアジアとの知のネットワークにおける「中心―周辺」「支配―従属」の関係からその道筋を描きだす。

目次

総論 交叉したルーツ―アジアの高等教育に対する西洋のインパクト
1 植民地経験をもたない国の高等教育(中国の大学と西洋大学モデル;タイ大学の発展―西洋モデルと伝統モデルの融合;日本の高等教育に対する西洋のインパクト―自立と選択)
2 ヨーロッパ植民地の伝統と影響(フィリピン高等教育への西洋のインパクト;インドネシア近代高等教育の起源;インドの高等教育―植民地主義とその克服;マレーシアにおける大学の発展―持続の中の変容;シンガポールの大学教育―ある国立大学の創設)
3 日本植民地の影響(韓国における近代大学の登場;台湾における高等教育の発展)

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