内容説明
「剣道はいいものだ、いいものだ」とただ概念論だけに陶酔することなく、「どこがどんなにいいのか」「どうやれば立派に人間形成ができるのか」、それを具体的に握りしめて正しい教育をやらなければならない。私はそうした思考に立って「現代剣道かくあるべきではないか」という一つの指標を立てて見た。そうした信念の凝集が本書であり、そうした展望に立って書いたのが、このささやかな「人間教育」である。
目次
1 教義と教養(現代剣道の意義;現代剣道の目的;剣道の特性;人間教育と剣道;剣道人の心得)
2 剣理の展開(剣道における哲言;剣聖の垂訓)
3 剣道と長寿(姿勢と健康;窮極の剣道)
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