内容説明
大学の教室は、知的な語らいの場であるよりもまえに、劇場空間のようなものである。俳優である教授に枝能があれば、観客である学生の受講態度を改善することができる。大学における優れたティーチングとは何か?学生の学習意欲と自立的な思考力を促進するティーチングのモデルと、具体例を詳述する。
目次
1 優れたティーチングとは何か
2 教室内の集団力学
3 対人関係と教育スタイルの開発
4 講義実践の分析と改善
5 教材の選択と構成
6 クラス討論による学習の促進
7 関心を高める授業計画
8 教室の内と外を繋ぐ
9 学業の評価―試験と成績評定
10 優れたティーチングの芸術性と技法