出版社内容情報
原爆ドームの声を聴け! アーサー・ビナードによるドームの語りと、スズキコージの絵が、未来へ記憶をつなぐ。シリーズ第一弾。「どうも、はじめまして。ぼくの名前は「ドーム」。あいにきてくれて、ありがとう」──1915年にできた「広島物産陳列館」は、100年以上も広島を、世界を見てきた。ドームとは何なのか、何を語りかけているのか。原爆ドームの声を聴け! アーサー・ビナードによるドームの語りと、スズキコージの絵が、未来へ記憶をつなぐ。
ドームがたり
解説
アーサー・ビナード[ビナード エー(アーサー)]
スズキ コージ[スズキ コージ]
内容説明
はたして、これほど名前をかえられた建物が世界に、ほかにあるのだろうか?原爆ドームのそばに立つと、とおいものもちっちゃいものも、みんな見えてくる。きょうは、日がくれるころまでずっとかれのものがたりに、耳をすまそう。
著者等紹介
ビナード,アーサー[ビナード,アーサー] [Binard,Arthur]
1967年、米国ミシガン州生まれ。コルゲート大学で英米文学を学び、卒業と同時に来日、日本語での詩作を始める。詩人、翻訳家として幅広く活躍。『釣り上げては』(思潮社)で中原中也賞、『日本語ぽこりぽこり』(小学館)で講談社エッセイ賞、『ここが家だ ベン・シャーンの第五福竜丸』(集英社)で日本絵本賞、『左右の安全』(集英社)で山本健吉文学賞、『さがしています』(童心社)で講談社出版文化賞絵本賞を受賞
スズキコージ[スズキコージ]
1948年、静岡県生まれ。絵本や画集、舞台美術、壁画、ライブペインティングと多方面に才能を発揮する。『エンソくんきしゃにのる』(福音館書店)で小学館絵画賞、『ガラスめだまときんのつののやぎ』(福音館書店)と『やまのディスコ』(架空社)で絵本にっぽん賞、『おばけドライブ』(ビリケン出版)で講談社出版文化賞絵本賞、『ブラッキンダー』(イーストプレス)で日本絵本賞大賞、『旅ねずみ』(金の星社)で赤い鳥さし絵賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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mocha
nuit@積読消化中
厩戸皇子そっくりおじさん・寺
gtn
たいぱぱ