出版社内容情報
力の単位に名を残し、リンゴの落下に万有引力を着想した逸話で知られる天才の、新しい力学を打ち立てた道筋と時代の空気を伝える。
リンゴの落下を見て、万有引力発見の糸口をつかんだエピソードで知られるニュートン。彼はそれまで教えられてきた2000年前の自然科学だけに頼らず、新しい本で得た知識や実験からも多くの事柄を明らかにした。周りにはいつでも仲間やライバルの科学者がおり、それら人々との交わりからも彼の偉大さと時代の様子がにじみ出る。
はじめに(原田佐和子)
1 若き日のニュートン
2 アリストテレスの考えかた
3 アリストテレスに代わる「新しい科学」の誕生
4 光と色 ニュートンの科学界デビュー
5 引力と運動法則
6 栄光の人
ニュートン略年表
索引
【著者紹介】
P・M・ラッタンシ
1930年10月ケニア生まれ。1951年にイギリスに渡り、1965年ロンドン経済大学で経済学学士を取得。1961年同大学で哲学の博士号を取得。1967年にはケンブリッジ大学で芸術の博士号も取得。ケニアのナイロビで、イギリスの新聞「ニューズ・クロニクル」の記者をつとめた後、イギリスのリーズ大学、キングス・カレッジ、ケンブリッジ大学などで科学史を教える。1991年から1992年には、英国科学振興協会で、科学史部門の座長をつとめた。
内容説明
リンゴの木から実が落ちるのを見て「なぜ、下にむかって落ちるのだろう」と疑問に思ったのが、のちに万有引力を発見するきっかけになった有名なエピソードです。ニュートンは、心にいだいた数々の疑問を、いつも頭のなかで考えつづけている人だったようです。科学者であり造弊局長にもなったニュートンの生涯を追っていきましょう。
目次
1 若き日のニュートン
2 アリストテレスの考えかた
3 アリストテレスに代わる「新しい科学」の誕生
4 光と色 ニュートンの科学界デビュー
5 引力と運動法則
6 栄光の人
著者等紹介
ラッタンシ,P.M.[ラッタンシ,P.M.] [Rattansi,P.M.]
1930年10月ケニア生まれ。1951年にイギリスに渡り、1965年ロンドン経済大学で経済学学士を取得。1961年、同大学で哲学の博士号を取得。1967年にはケンブリッジ大学で芸術の修士号も取得。ケニアのナイロビで、イギリスの新聞「ニューズ・クロニクル」の記者をつとめた後、イギリスのリーズ大学、キングス・カレッジ、ケンブリッジ大学などで科学史を教える。1991年から1992年には、英国科学振興協会で、科学史部門の座長をつとめた
原田佐和子[ハラダサワコ]
日本女子大学家政学部化学科卒業。同大学院食物学科修士課程修了。科学読物研究会会員。小学生対象の「サイエンスくらぶ」などで、科学あそびをしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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