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内容説明
スイスの山々は、むかしも今も、かわらぬ美しいながめです。しかし、むかしの人は、その美しい自然をながめても、それほど美しいとは思わなかったそうです。何人もの芸術家が、スイスの自然の美しさに感動し、次々と作品にしたことによって、人びとは、その美しさをはっきり知ることができたそうです。これが「芸術・文化」の力だといえるでしょう。すばらしい芸術や文化は人びとのものの見方や考え方、心の持ち方をいつのまにか決めてしまうのです。この本では「芸術・文化」の面で夢を求め、それをやりとげ、すぐれた仕事を残した人たちの物語を紹介します。
目次
みんなの幸福をいのりつづけた詩人―宮沢賢治
中国人の心をなおす―魯迅
一生消えない母のおもかげ―夏目漱石
自然の中の友だち―ファーブル
ひろがるゆめの世界―アンデルセン
お母さんにささげる曲―シューベルト
なかよしの学者兄弟―グリム兄弟
力いっぱいの努力―ベートーベン
一人旅をしつづけた人―小林一茶
新しい絵をもとめて―葛飾北斎
永遠の天才―モーツァルト
あこがれの中国へ―雪舟