内容説明
今スグ使えるちょっとした80のコツ。企画書、報告書、宣伝・PR文、レポート、小論文、作文、メール、ブログが明快に書けるようになる。
目次
第1章 文の土台を固めよう(正確に伝える;あいまいさをなくす ほか)
第2章 内容を豊かにしよう(文に変化をつける;ステレオタイプ表現に注意する ほか)
第3章 語法を意識しよう(主語;助詞 ほか)
第4章 組み立てのノウハウを知ろう(文章の組み立て)
巻末特集知っておくと便利なこと(表現・表記のルール;同音異義語一覧)
著者等紹介
小笠原信之[オガサワラノブユキ]
新聞記者を経てフリージャーナリスト、東京大学客員教授。東京都出身、北海道大学法学部卒。医療・ジャーナリズム・アイヌ差別問題などの著書・訳書は30点を超える。著述の傍ら神田外語学院や成蹊大学で外国人に日本語を、「編集の学校/文章の学校」などでライターのプロや志望者に記事の取材・執筆法を、一般社会人に実用文の書き方を、河合塾KALSで大学受験生に小論文をそれぞれ教える。多分野にわたる“教え子”は数千人に上り、論理立てたわかりやすい指導に定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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- 評価
新社会人に告ぐ!本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
GAKU
29
お気に入りさん達が限られた文字の中、簡潔で印象に残る感想を書かれていて、自分も少しは気のきいた感想を書ければと思い手に取りました。ステップごとに例文を参照に、添削、推敲しながら説明。わかり易い内容で、非常に参考になりました。文章もゴルフやテニス同様、自己流でなく、基礎からしっかりとそれなりに学んでゆかなければ上達しない。納得です。小説家は書く以上に、読んでいるというエピソードも目からウロコでした。まずは、日々色々な文章を読み、書く習慣をつける。心掛けたいと思います。2015/08/03
しん
27
文章の書き方は、それなりに知っているつもりでした。この本に書かれている細かいルールなどは、「そうだったのか」と思うものが沢山あり、改めてそういうルールを知っておくことの大切さを再認識することができました。一度読んだからと言って、全部を覚えたわけじゃないので、時々ページを捲って思い出しながら、文章を書くことをして行くことにします。2014/09/10
かわうそ
23
日頃、業務記録は書くものの、長文はあまり書かないので、読メのレビューで何とか作文の練習をしているつもりだ。不出来ではあるが、書かないよりは誰かに見られる可能性のある文章を書いた方が、上達するような気がするからだ。4ヶ月振りに本書を再読したわけだが、ここ数ヶ月の自分のレビューをいくらか読んでみて、あんまり上達したようには見えない。まあ、そこまでしっかりと意識してなかったことも要因だが、これは定期的に読み返さねばダメかな、と思う。もっとも、この本に書かれていることを全部的確にできるのなら本が出せることだろう。2015/09/30
あい
21
会社で文章を書いたり、確認する場面が前より増えてきたので購入。読み進めるほど自分の文章はダメだと言われているようで少々辛い読書でした。何でも「もの」「こと」で片づけない。めちゃくちゃ使いまくってたなぁ、と反省。基礎テクニックとして、主語を示す「は」と「が」、行く先を示す「へ」「に」「まで」の使い分け。「ので」と「から」ではインパクトが違う。など他にも盛りだくさん書かれており、大変勉強になりました。分かっていたつもりが一番怖いな、と。何度も読み返して使いこなせるようになりたいです。2020/03/20
くろいち
21
【読点を感覚で打たない】「息継ぎをするところに点を打つ」は間違った俗説【読点の打ち方・基本ルール】①接続詞、逆接の後に②原因、理由、条件などを表す節の後に③時を表す言葉の後に④読みを区切らせたいとき、区切らせるところに⑤仮名が続いて読みにくいとき、分割するところに…など【何でも「こと」「もの」で書かない】~こと。~もの。に代わる適切な言葉を探す➔「こと」「もの」は便利だが、中身があいまいになる【~的、~化、~性を乱用しない】こちらも文をあいまいにするので、省く、または違う言葉に直すようにする2016/06/27