内容説明
7歳からも元気に暮らすコツがわかる。日常生活のちょっとした気づかいが、若さを保つ。獣医師と動物看護師によるアイデア介護も満載。
目次
1章 老化のサインをキャッチせよ!―愛犬のSOSに気づけるママでありたい
2章 かん違いの老犬生活が犬を早く寝たきりにさせる!―変えるべきは、考え方だった
3章 ムリしない!「手抜き介護」でいこう!―犬にも人にもやさしいオーダーメイドの介護方法を提案
4章 ボケたときのお世話どうしたらいい?―夜鳴きなどの問題も、ちょっとした工夫で解決
5章 老犬を元気にするハッピー・マジック―ママも犬も一緒に楽しめてハッピー
6章 早く気づいてひどくさせない老犬の病気―老化現象と間違えないで
著者等紹介
若山正之[ワカヤママサユキ]
1952年東京都生まれ。酪農学園大学獣医学科卒。若山動物病院院長。Dr.Wanの健康ケアークリニック院長、動物用サプリメントショップ「Nyanとかシロ」代表。小動物診療歴25年。動物たちの一生を快適にするための適切な環境と食餌を重視し、病気や介護方法などの奥深い内容をわかりやすく説明することに定評がある。病気予防と健康維持のための定期的な受診を心から願い、動物看護師とタッグを組んで老齢ペットの介護サポートに取り組む「モービルチーム」を結成するなど、精力的な活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きーさん
11
最近、後脚の脚力が落ちてしまった愛犬のために購入。犬の老化のしくみや介護方法などが図解入りでわかりやすく説明されています。犬にも認知症があるという事実にも驚いた。書店で同様の本をいろいろ見比べて、「老い」や「病」などの内容が中心なので、読んで暗い気分になってしまう本もある中で、この本は避けられない老いと上手につきあって老犬生活をそれなりに楽しく過ごしましょう!という前向きな姿勢が感じられて、飼い主としても励まされました。2017/07/23
るう
4
実家の黒ラブ14歳のために購入。他にもいくつか購入したが、この本が比較的わかりやすかったかと。2012/10/01
momona
3
愛犬が明後日で10歳を迎えるので購入。チェックリストがあったり、写真がたくさんあるのでとても分かりやすいです。参考になりました。ちなみに愛犬はまだまだ元気です。2015/05/10
花太郎
3
再読。 もうじき17歳のおばあちゃんわんこの介護中です。ドーナツ枕など、もうそのやり方よりもっといい方法があるよってとこもありますが、飼い主さんが試行錯誤すれば最終的にたどりつく方法はそう大きくは変わらないんだなと確認できました。 本に出てくるアロマでのリラックスは、犬より私に効きました。まずは自分がシャンとしてなきゃね。2013/09/05
一郎二郎
2
愛犬手帳を作り生活のリズムをつかみ、それに合わせた介護を。冬場の水分補強はぬるま湯。声かけからのボディケア。肉球に挟まった異物は必ずとる。爪切り。入浴はシャンプーを泡立てておき、汲み置きの湯をかけ、スポンジタイプと極細繊維のタオルでふく。寝たきりでもすのこがあれば部分浴は簡単。床ずれ防止に気泡シートを重ねて円座を作る。粘着性包帯を狼爪に巻いて傷防止、尻尾に巻いて排泄物で汚れないように。寝返りは一度上体をあげる。膀胱炎防止の圧迫排尿。アレルギー防止に花粉を避け、食物や食器はたまに変える。等々大いに役立つ本。2024/12/16