出版社内容情報
食を通じて体も脳も若返えらせよう
本書では60代から70代の方に向けて体にも心にも効く食生活に大切な心得や食事にまつわる日々の工夫を、30の項目に分けて掲載しています。
第1章では基本的な考え方を述べ、2章では自分で素材から調理する内食(うちしょく)、3章では買ってきたものを食事に生かす中食(なかしょく)、4章では外食というように、それぞれのシチュエーションに応じた内容でまとめています。
まず、これからの皆さんの「食」に大切なのは自分に必要なものを自分の体に聞いて選択する力。そこで重要なのが食に対する「自分にとって本当に必要な知識」です。
例えば、年齢を重ねてお通じが悪くなった、血圧が上がったなどと悩まれている方も多いでしょう。そんな体の状況に合わせた食習慣が、これから健康に暮らしていくのにとても大切な要素となっていきます。
また、現役を退き、自由な時間があれば、食事に費やす時間を気にすることなく、ゆったりと食事できます。
そこで、気にはなっていたけれど入ったことがなかった異国料理店に行ったり、初めて目にするお惣菜に挑戦したりと、食事はたとえひとりでも充分楽しめる趣味になるのです。
このように食を通じて日々の生活に変化をつけ、楽しみと満足感を得るというのも食事の大切な役割です。この結果、体だけでなく脳や心もみるみる若返っていくのです。
本書を通じてこれらを理解し、若いころとは違う食事の楽しさ、料理のおいしさを感じ取り、体だけでなく脳も心も若返るヒントを手に入れていただければ幸いです。
内容説明
一生元気でいるために今日からできる脳と体に効く食生活の30ポイント。
目次
第1章 脳と体が若返る食習慣 基本(太ることを気にしない;食べたいときに食べよう ほか)
第2章 脳と体が若返る食習慣 おうちでつくる(週に1日、塩と醤油を使わない;箸を使わず1日すごそう ほか)
第3章 脳と体が若返る食習慣 買ってきたものを使う(食べたことのない料理に挑戦;コンビニ食は悪じゃない! ほか)
第4章 脳と体が若返る食習慣 外で食べる(外食をして「食事は楽しい!」を実感;たまには奮発! ほか)
著者等紹介
笠岡誠一[カサオカセイイチ]
文教大学健康栄養学部教授。管理栄養士。博士(農学)。1967年広島県三原市生まれ。1993年東京農業大学大学院修了後、山之内製薬(現・アステラス製薬)を経て、2000年より文教大学専任講師、2014年より現職。所属学会は、日本心理学会、日本食物繊維学会、日本調理科学会、日本フードサービス学会、日本栄養改善学会、日本栄養・食糧学会など。これまでにアメリカ国立衛生研究所心臓血管肺部門、国立健康・栄養研究所、理化学研究所の客員研究員も務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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