自然環境と文化―世界の地理的展望

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  • サイズ A5判/ページ数 248p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784470600212
  • NDC分類 290.13
  • Cコード C1025

内容説明

本書は世界の自然環境、つまり人間の居住環境が人間にとってどのような意義があるのかという視点から、世界の地理を展望したものである。人間の生活と文明の基本的形態は自然環境への主体的適応の結果として形成されるものであって、文明の発展そのものも自然環境の影響を受けているという考えに基づき、世界の自然環境と文化を地域的に概観している。

目次

自然環境と人間
自然環境と諸要素―人間活動の舞台
熱帯地域―経済開発と環境破壊
砂漠地域―砂漠の環境とイスラム文化
地中海森林地域―漸移性と中庸
温帯草原地域―世界の穀倉
温帯混合林地域―高密度都市化社会
亜寒帯森林地域―開発の可能性を秘めた地域
ツンドラ地域と氷雪地域―国際緊張から国際協調に
山地地域―高度差と人間生活
世界の環境問題―Planet unter Stress

著者等紹介

山本正三[ヤマモトショウゾウ]
1928年静岡県生まれ。現在、筑波大学名誉教授、理学博士。著訳書に『茶業地域の研究』(単著)、『沿岸集落の生態』(共著)、『日本の農村空間』(共編著)、『首都圏の空間構造』(編著)、『ラテンアメリカ入門』(単訳)、『人文地理学』(共訳)、『ヨーロッパ文化』(共訳)など多数

内山幸久[ウチヤマユキヒサ]
1946年長野県生まれ。現在、立正大学地球環境科学部教授、理学博士。著訳書に『果樹生産地域の構成』(単著)、『長江流域』(編著)、『日本の農業地域システム』(共著)、『熱帯の経済開発』(共訳)、『西洋農業の変貌』(共訳)、『農業地理学入門』(共訳)など

犬井正[イヌイタダシ]
1947年東京都生まれ。現在、独協大学経済学部教授、理学博士。著訳書に『関東平野の平地林』(単著)、『現代の世界像』(共編著)、『人と緑の文化誌』(単著)、『熱帯雨林の社会経済学』(単訳)、『農業地理学』(共訳)など

田林明[タバヤシアキラ]
1948年富山県生まれ。現在、筑波大学地球科学系教授、理学博士。著書に『日本の農村空間』(共編著)、『農業水利の空間構造』(単著)、『扇状地農村の変容と空間構造』(単著)、『文化地理学入門』(共著)、『持続的農村システムの地域的条件』(共著)など

菊地俊夫[キクチトシオ]
1955年栃木県生まれ。現在、東京都立大学大学院理学研究科助教授、理学博士。著書に『日本の酪農地域』(単著)、『人間環境と風土』(共編著)、『人間環境の地理学』(共著)、『グリーンパラダイスの光景―農業先進国ニュージーランドの牧歌的風土―』(単著)、『持続的農村システムの地域的条件』(共著)など
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