内容説明
本書は、過疎地域と呼ばれることの多い農山村地域や小都市がめざすべき新しい方向についての、著者の主張をまとめた。改訂にあたっては、本質論的な部分は修正を加えて残し、四つの章を、最近執筆したものに入れ替えた。また、全体を通してできるだけ重複した記述を整理した。
目次
地域の概念と日本の全体像
地域づくりの意味を問う
交流の価値と農山村の活性化
山村地域活性化のための現代的視点
過疎地域に本格的な職場を
過疎地域の新たな活性化方策
地域を担う人材
社会論的な豊かさの創造にむけて―ふたたび交流の意義に関連して
今後の地域のあり方
多自然居住地域の創造に向けて
情報化社会の定着と自治体
地域オリジナリティの創造を
著者等紹介
宮口〓迪[ミヤグチトシミチ]
1946年富山県生まれ。1971年東京大学理学部地理学科卒業。現在、早稲田大学教育学部教授、文学博士
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