農村アメニティの創造に向けて―農業・農村の公益的機能評価

農村アメニティの創造に向けて―農業・農村の公益的機能評価

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 287p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784470360604
  • NDC分類 611.9
  • Cコード C3033

内容説明

農業・農村の公益的機能の経済評価として、全国の農業・農村資源を対象に、実証的調査研究をまとめた成果が本書である。本書の目的は、第一に環境経済学の中の環境評価理論の応用的、実証研究であり、環境財の外部経済効果(公益的機能)を経済評価することである。第二の目的は、環境評価方法を実施するための実践的マニュアルを提供することである。

目次

第1部 目的と方法(環境問題と農村アメニティ;農業・農村の持つ公益的機能の経済評価;ヘドニック法 ほか)
第2部 ケース・スタディ(農地のもつ公益的機能;都市近郊農地の防災・アメニティ機能―埼玉県見沼田圃;都市農地の外部性評価―北海道札幌市 ほか)
第3部 実践マニュアル(アンケート調査の実際;アンケート調査票例;農村アメニティの創造に向けて)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬弐仟縁

33
農村アメニティは、都会の人々に対する快適な環境を提供する役割を担っていることに意義がある(3頁)。教育・文化機能とは、自然教育機能、農業実習研修機能、歴史・伝統文化伝承機能(4頁)。キャピタリゼーション仮説:環境便益が、消費者の均衡行動を通じて不動産価格に反映されるという考え方(9頁)。トラベルコスト法:旅行に費やされた費用を用いて、河川や湖沼、森林公園などのレクリエーション地や、農業・農村が生み出す保健休養機能、レクリエーション機能といった「利用価値」を評価しようとする方法(21頁)。2017/05/17

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/2215508
  • ご注意事項