- ホーム
- > 和書
- > 文芸
- > エッセイ
- > エッセイ アンソロジー
出版社内容情報
作家、漫画家、俳優など多彩な10名の著者が「辞書」をテーマに紡ぎ出す掌編小説集。PR誌『辞書のほん』の好評連載を単行本化。
著者等紹介
藤井青銅[フジイセイドウ]
放送作家・作家。1955年生まれ。第1回「星新一ショートショートコンテスト」入選を機に放送作家・作家として活動をはじめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
マリリン
23
辞書にまつわる話を小説家・シナリオライター・女優・映画監督等多方面で活躍している方達が綴っている。一番気に入ったのは、赤い辞書に残った元飼い主の匂いを忘れる事がなかった黒い野良猫の事を綴ったた波多野都【二冊の辞書】。書けなくてなった元売れっ子小説家が辞書を湖に沈める心情を綴ったた明川哲也【湖面にて】。舞妓の裸体に書く文字が異界への入口なのか...祇園独特な香りを漂わせた森山東【生きじびき】。殆ど未読の著者の作品ばかりで、興味深かった。脚本家である波多野都の作品は特に。2020/02/25
辛口カレーうどん
18
辞書をテーマにしたアンソロジー。小説家以外にも、漫画家や、脚本家、ライターなど書き手が個性的。少し体温の低い文体の、明川哲也さんの「湖面にて」が好き。子供のころ、よく辞書見ていたなぁ。と思って手に取っただけだったが、なかなか掘り出し物だった。2015/06/15
ごまらーゆ
8
題名に「辞書」とあるのできっと面白いはずだと思い借りてみた。明川哲也さん以外は初めての作家さんばかりだった。どこか湿ったような怖さがずっと本の中に流れている気がした。私はちょっと苦手だった。その中で波多野都さん、西山繭子さんの作品が私は好きだった。2014/07/25
和草(にこぐさ)
6
「ほろ酔いと酩酊の間」がなる程ね~と思い、本自体も辞書のように見出しがあり、他も楽しく読了。2015/08/28
nowsnowshow
5
辞書をつまみに酒を飲む、やってみたい…!2018/08/17
-
- 洋書
- Rosa's Gold