出版社内容情報
スポーツとは何か? スポーツとどう関わっていけばよいのか? 10代の子どもたちに向けてスポーツの価値を伝えていく入門書。
目次
10代に伝えたいスポーツの価値
第1部 スポーツとはなにか(スポーツとは「面白い」もの;文化としてのスポーツ;スポーツの歴史を学んでみよう ほか)
第2部 スポーツの可能性(スポーツからの贈り物;心が育つスポーツとのかかわりかた;スポーツが生みだす人びとのつながりと社会的価値 ほか)
第3部 スポーツの主体者としての君たち(スポーツの主体者としてのあなた;保健体育授業とあなた;運動部活動とあなた ほか)
著者等紹介
佐藤善人[サトウヨシヒト]
東京学芸大学准教授。東京学芸大学大学院教育学研究科修了。岐阜県公立小・中学校教諭、東京学芸大学附属大泉小学校教諭、岐阜聖徳学園大学専任講師・准教授を経て、現職。専門分野は、体育科教育学。受賞歴:2016年秩父宮記念スポーツ医・科学賞奨励賞。2017年ランニング学会学会賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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とも
6
こういう内容をもっと広く読んでほしい。これから変わっていくであろう、体育や部活動についてみんなで考えたい。本文で使われている柔らかめのフォントにこだわりを感じました。2023/10/06
かい
2
スポーツの在り方が問われている今、子どもたちに分かりやすく、スポーツの在り方を問うている。気晴らしや面白さを求めて発展してきたスポーツの在り方に今一度日本のスポーツ文化は考え直さなければならない時に来ている。子どもたちにスポーツの意味や歴史、文化性を教えていくことこそが主体者を作り、生涯にわたってスポーツと共に生きる人を育てていくのだと思った。ラグビーでは元々、たくさんのスペースで一度に試合が行われていて、補欠がなかったプレイすること自体を大切にしている。日本の部活動との違いが際立ったのが印象的であった。2020/11/19
sukesuke1202
1
子供たちに向けて書かれているが、大人も見つめ直しても良いスポーツに対しての考え方。心身しかり、身心でもある。身体動かすことで心を整えられるということもまた事実。もちろん運動が好きでないという人もいると思うが、ずっと座っているので、少し身体を動かそうという小さなこともスポーツとして捉えることが出来ると思う。となると、度合いは人それぞれだけども、身体を動かすこと、スポーツをすることをプラスとして日常に取り入れ、自分自身を成長させ、整えることが出来るのではないかなと感じた。2021/01/24
オキャベツ
0
本館?/M小6読んだはず?2024/10/29