内容説明
ランゲージ・オブ・ダンス(Language of Dance,LOD)は、動きの体験が少ない人から経験豊かな人まで、幅広い年齢層に適応した学習方法。いくつかのダンススタイルを身につけた人に対しても、今までにない新しい動きの考え方を提示している。
目次
第1章 動き、静止、タイミング、シェイプ、アクセント
第2章 トラベリング
第3章 トラベリングのバリエーション
第4章 サポートがないこと:スプリング(跳躍)5つの基本型
第5章 方向―空間の定義
第6章 方向―空間のさらなる探究
第7章 曲げる、伸ばす
第8章 ローテーション、レボリューション、ターン
第9章 からだのサポート、サポートの変化
第10章 バランス、バランスの喪失
第11章 関係性
著者等紹介
ゲスト,アン・ハッチンソン[ゲスト,アンハッチンソン] [Guest,Ann Hutchinson]
米国ニューヨーク生まれ。ヨーロッパで教育を受ける。英国のヨース・リーダー・ダンス・スクールでムーブメントの幅広い解釈と記号の概念に出会う。ロビンズ、デ・ミル、チュードル、バランシンそしてハンフリー等の振付家と共に働き、ダンサーおよびノーテーター(舞踊記譜の専門家)として、ダンスまたはムーブメントの多様なスタイルと幅広い経験を得る。英国のランゲージ・オブ・ダンス・センター(LODC)の創設者としてムーブメント・アルファベットの体系化を行い、ランゲージ・オブ・ダンス(Language of Dance:LOD)の世界的なリーダーとして指導を行っている
カラン,ティナ[カラン,ティナ] [Curran,Tina]
米国ランゲージ・オブ・ダンス・センター(LODC,USA)の共同創立者でありディレクター。ジュリアード・スクールにてダンスで学士号(BFA)、南メソジスト大学にて振り付け理論と実践で修士号(MFA)を取得後、ニューヨーク大学にてダンス教育で博士号取得。ダンス・リテラシーの重点的な研究に取り組んでいる。LOD Specialistとして教師教育コースの指導を行っている。国内外のダンス会議に出席し、舞踊記譜法の発展に努めている
森田玲子[モリタレイコ]
川村学園女子大学教育学部幼児教育学科教授。早稲田大学スポーツ科学研究センター招聘研究員。専門は舞踊教育学。長年幼児を対象とした身体表現教育に携わる。1998年より、英国のLODC本部にて、LODメソッドをLODC専任講師A.ゲスト博士、J.デュリュー氏、V.フラット氏等に学ぶ。2001年にLOD Specialistに認定される。2002年に日本支部である日本ランゲージ・オブ・ダンス・センター(LODC,JAPAN)設立準備を開始し、2005年に米国に次ぐ2番目の国際支部として設立の認可を受ける
酒向治子[サコウハルコ]
岡山大学大学院教育学研究科准教授。専門は舞踊芸術学、舞踊教育学。博士(人文科学)。芸術の社会化を目指し、身体教育の指導法や内容の開発を行う。LODC専任講師A.ゲスト博士、V.フラット氏にLODを学び、2005年にLOD Specialistに認定される。森田玲子と共に日本LODCの設立に携わり、現在日本の公教育におけるLODを採り入れた身体教育法の開発に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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