内容説明
相手の攻めを受ける中に、最大の好機あり。なぜ、あとから動いても先手を取れるのか?なぜ、攻めたら負けるのか?本当に攻撃は最大の防御なのか?武道・球技から、武将の戦・軍事戦略まで―勝負事を制する「反撃」のセオリーに迫る。
目次
第1章 「後の先」の真髄を探る
第2章 ボールゲームとカウンターアタック
第3章 サッカーのカウンターアタックの実際
第4章 ボードゲームの戦略とカウンター
第5章 戦史に見るカウンターアタック
第6章 武人の戦いで実践されたカウンターアタック
第7章 スポーツと「戦略」を考える
著者等紹介
永井洋一[ナガイヨウイチ]
1955年生まれ。成城大学文芸学部マスコミュニケーション学科卒業。大学在学中から地域に根ざしたサッカークラブの創設・育成に関わり、その実績をかわれて日産FC(現横浜マリノス)の下部組織創設に参画。現在もNPO港北FC(横浜市)の理事長として組織運営・育成指導に尽力。サッカーの他、コーチング、トレーニング、スポーツ医科学、教育などの分野で幅広く取材・執筆、講演活動を展開。CS放送イングランド・プレミアリーグの解説者としても活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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きむロワイヤル
4
日本の武道に伝わる「後の先」つまり、相手が攻撃した後にそれを受けて相手を倒す、つまり「カウンターアタック」をテーマに、空手、ボクシングなどの格闘技、サッカー、バスケット、バレーボール、ハンドボールなどの球技、孫子やクラウゼビッツの戦術、将棋、チェス、オセロのゲームなど、広範囲に渡って、カウンターの効能について解説している。全部読むのは大変だが、スポーツ、対戦ゲーム、格闘技などをやっている人なら何か役に立つはずである。2013/02/25
takao
0
スポーツの勝敗を決める重要な戦略2017/08/03
Mimuchi
0
著者だからサッカーが中心かと思ったら・・・サッカー以外の記述がほとんど、参考になることも2012/11/16