内容説明
本書は、科学的根拠に基づいた正しいスポーツ科学を、基礎からスポーツ現場への応用のしかたまでを学べる構成となっている。5つのセクションで構成されているが、前半部分で運動生理学や生化学、医学に関する基礎的な専門知識を解説し、後半部分ではこれらの専門知識を実際のスポーツ現場へ応用するための内容を中心に解説している。
目次
第1部 運動への生理学的適応(神経筋系と運動;内分泌系と運動 ほか)
第2部 トレーニングの原則とその処方(トレーニングの原則;レジスタンストレーニング ほか)
第3部 栄養、水分補給、エルゴジェニックエイド(スポーツと栄養;水分補給 ほか)
第4部 環境要因(暑熱環境下における運動;寒冷地における運動 ほか)
第5部 コンディショニング(オーバートレーニング;糖尿病 ほか)
著者等紹介
ホフマン,ジェイ[ホフマン,ジェイ][Hoffman,Jay R.]
New Jersey大学Ewing校健康・運動科学部の准教授。元プロアスリート。現在は大学で研究活動をする傍ら、エリートアスリートのコーチも行っている。ジャマイカのSt.John’s大学で学士号を取得、New YorkのFuushingにあるQueens大学で運動生理学の分野で修士号、コネチカット大学で運動科学分野で博士号を取得。50編以上の論文を発表し、9つのジャーナルで査読を行っている。2001年のJournal of Strength and Conditioning ResearchのEditorial Excellence賞や2000年のNSCA Young Investigator賞など数々の賞を受賞している。米国大学スポーツ医学会と米国生理学会、NSCAの会員でもある
福林徹[フクバヤシトオル]
1946年生まれ。東京大学医学部卒。東京大学医学部整形外科助手、Hospital for Special Surgeryで研修、筑波大学臨床医学系整形外科講師、東京大学総合文化研究科教授を経て、早稲田大学スポーツ科学学術院教授。日本学術会議連携会員、第19回臨床スポーツ医学会会長、日本臨床スポーツ医学会理事長、日本整形外科スポーツ医学会理事、JOSKAS理事、ISAKOS communication委員会委員、日本体育協会国体委員会委員、同医事部会長、日本体育協会医科学委員長、日本サッカー協会理事・スポーツ医学委員長、サッカーフランスワールドカップ代表チームドクター
小西優[コニシユウ]
1969年生まれ。インディアナ州立大学アスレティックトレーニング科修士課程修了、東京大学総合文化研究科博士課程修了。九州女子短期大学体育科講師を経て、現在、防衛大学校体育学教育室准教授。1996年にNATA公認アスレティックトレーナーとなり、日本においてアメリカンフットボール、サッカー、陸上競技、プロゴルファーのアスレティックトレーナーとして活躍。現在は、防衛大学校体育学教育室において准教授を務め、研究者として活動しながら、防衛大学校の学生に起こるスポーツ外傷・障害のリハビリテーションも行っている
佐藤真葵[サトウマキ]
1978年生まれ。筑波大学第2学群生物資源学類卒業、東京大学大学院総合文化研究科修士課程修了。元森永乳業株式会社栄養科学研究所研究員。東京大学大学院総合文化研究科修士課程修了後、森永乳業株式会社入社、栄養科学研究所においてスポーツサプリメントの研究開発に携わったスポーツ栄養のスペシャリストである。2009年に退社。現在はフリーにて活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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