内容説明
打席での投手寄りの腕、捕手寄りの腕、骨盤・股関節、軸足の膝や体幹などの仕組みと働き、からだの合理的な使い方をもたらす各種ドリルを、トップ選手の写真とともに紹介。
目次
第1章 上肢・上半身の動きについて知ろう(知っておきたいバッティング動作のこと;知っておきたいバッティングにおける腕の役割;知っておきたい前腕と後ろ腕の連動のこと)
第2章 下肢・下半身の動きについて知ろう(知っておきたい下半身のこと;知っておきたいボールをみること;知っておきたい骨盤と股関節のこと)
第3章 体幹の動きについて知ろう(知っておきたい体幹のこと;知っておきたい骨盤と体幹の連動のこと)
著者等紹介
土橋恵秀[ツチハシケイシュウ]
1978年生まれ、京都府出身。比叡山高等学校、早稲田大学卒業。現在、福岡ソフトバンクホークスの和田毅投手、馬原孝浩投手をはじめ、プロ野球選手のパーソナルトレーナーを務める。1999年早稲田大学入学後、野球部初の学生トレーナーとして入部。以後、バイオメカニクスに興味を持ち、大学では三次元解析や筋電図解析等から野球の動作について研究。2005年、大学卒業後は、プロ野球選手のパーソナルトレーナーとして活躍するかたわら、(株)Good D&Cのアドバイザリースタッフとして、アマチュアのスポーツ選手の指導にも携わっている。第1回・第2回WBC大会および北京オリンピックにパーソナルトレーナーとして帯同
小山田良治[オヤマダリョウジ]
1965年生まれ、福岡県出身。スポーツマッサージ五体治療院代表。九州産業大学附属九州高等学校、名古屋鍼灸学校卒。祖父、小山田秀雄の下で修行するとともに、プロ野球球団の選手会トレーナーなどを経て1987年、五体治療院を設立。施術と合わせて動作改善などを指導。1998年、小田伸午と出会い、動作研究のメール交換がはじまる。後に、木寺英史(久留米高専)を加え、「常歩研究会」を立ち上げる。股関節の回旋運動に着目し、ストレッチングに応用。プロ野球選手だけでなく、競輪選手やJリーガーなど多くのスポーツ選手の身体を支える
小田伸午[オダシンゴ]
1954年生まれ。東京大学教育学部、同大学院博士課程単位修得退学。京都大学教養部助手を経て、2005年より京都大学高等教育研究開発推進センター教授。人間・環境学博士。元日本代表ラグビーチーム・トレーニングコーチ。人間の身体運動や運動制御を、生理・心理・物理から総合的に研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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