内容説明
本書には、バイオメカニクスの基礎が詳しく説明されるとともに、運動生理学や心理学の基礎的な内容も含まれており、運動の経済性についての理解を総合的に深めることができる。
目次
第1章 エネルギー消費と運動の正確性:筋および呼吸循環系の活動水準と努力感との関係
第2章 ヒトのロコモーションの構造と行動を形成する要因
第3章 運動の熟練:課題の要求と制約を考慮した動きの評価
第4章 運動経済性、選好様式、ペース
第5章 歩‐走行相転移の引き金
第6章 学習がもたらす行動効率の変化:成功反応に対する外在的即時フィードバックと最終的フィードバックの効果
第7章 身体運動における力学的パワーと仕事
第8章 周期的運動の学習における最適化
第9章 動力学および熱力学的制約とロコモーションの代謝コスト
著者等紹介
松尾知之[マツオトモユキ]
大阪大学大学院医学系研究科健康スポーツ科学講座所属。スポーツバイオメカニクス(投打の動作、運動の効率・経済性)が専門
門田浩二[カドタコウジ]
(独)科学技術振興機構下條潜在脳機能プロジェクト所属。運動の制御と学習(運動スキルの獲得メカニズムの解明、感覚運動システムの解明)が専門
木島章文[キジマアキフミ]
福山平成大学福祉健康学部健康スポーツ科学科所属。運動の制御と学習(移動における視覚の制約と行動)が専門
桜井伸二[サクライシンジ]
中京大学体育学部体育科学科所属。スポーツバイオメカニクス(投動作など)が専門
橋詰謙[ハシズメケン]
大阪大学大学院医学系研究科健康スポーツ科学講座所属。身体運動学(運動の制御と学習、コツ)が専門(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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