内容説明
本書はパーソナリティの考察と心理学、とりわけ臨床心理学的な見方には相互補完的な関係が濃厚であるという視点を持っている点に特徴がある。これは当たり前のことのようにも思われるが、意外に見落とされてきた点である。読者が持つ自分自身の性格に対する興味を窓口として、性格・パーソナリティ全般に興味が広がり、そこからさらに心理学的な見方へと理解が深まっていくことを期待している。
目次
第1章 パーソナリティと心理学
第2章 パーソナリティとは何か
第3章 パーソナリティを理解する
第4章 発達的に理解する
第5章 パーソナリティの偏りを理解する
第6章 パーソナリティと心理学の接点
著者等紹介
近藤卓[コンドウタク]
1948年生まれ。東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得満期退学。専門は、健康教育学、臨床心理学。現在、東海大学文学部心理・社会学科教授。臨床心理士、学術博士
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