内容説明
スポーツにおける競技力向上のメカニズムを精神・肉体の両面から解明し、トレーニングの補助手段として利用される各種栄養剤・サプリメントの効用・副作用から正しい利用法までを丁寧に解説。これまでともすれば見逃されがちであったドーピング関連の情報についても充実を図った。
目次
第1章 スポーツの競技力を制限する諸因子
第2章 スポーツ・エルゴジェニックによる競技力のバリアーの打破
第3章 エネルギーとパワーの増大
第4章 メンタルタフネスを作り上げる
第5章 機械的エッジを手に入れる
第6章 スポーツ種目別にみたパフォーマンス因子の検討
第7章 エルゴジェニックに関する4大疑問への回答
第8章 スポーツ・エルゴジェニックの評価
著者等紹介
ウィリアムス,メルビン[Williams,Melvin H.]
Old Dominion大学(米国ヴァージニア州)運動科学・身体教育・レクリエーション学部名誉教授。ACSM(アメリカスポーツ医学会)評議員。スポーツと栄養およびエルゴジェニックについて30年以上の研究実績を持ち、著書「Nutrition for Fitness and Sport」は米国における定番的教科書として版を重ねている。1989年ボストンマラソン50-59歳の部にて優勝するなど、現在もトレーニングを欠かさない
山口英裕[ヤマグチエイユウ]
N.A.T.A/日本体育協会 公認アスレティックトレーナー。現在Jリーグ・フロンターレ川崎チーフ・トレーナー
奈良典子[ナラノリコ]
明治製菓(株)ザバス スポーツ&ニュートリション・ラボ。管理栄養士
樋口満[ヒグチミツル]
1949年生まれ。東京大学大学院教育学研究科博士課程を経て厚生省国立栄養研究所(現 国立健康・栄養研究所)研究員に。以来、同研究所健康増進部主任研究員、東京大学大学院教育学研究科客員教授等を経て、現在国立健康・栄養研究所健康増進部健康指標研究室長
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