内容説明
本書は、民間教育研究サークル、「学校体育研究同志会」の創立30周年を記念して、その歩みをまとめたものである。地域と学校を結ぶ視点からすすめられてきたそのユニークな研究は、「運動文化論」の理論や「ドル平」泳法をはじめとする数多くの実践的な成果を生み出してきた。本書では、そうした体育同志会の研究運動を戦後のわが国の体育・スポーツの変遷と関連させ、体系的に明らかにしている。
目次
第1章 憲法教育基本法体制と体育・スポーツの民主的再生
第2章 体育・スポーツの国民的展開と運動文化論の構想
第3章 国民運動文化の高揚と運動文化論の追究
第4章 国民運動文化の創造に向けて