ローマ皇帝の使者 中国に至る―繁栄と野望のシルクロード

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ローマ皇帝の使者 中国に至る―繁栄と野望のシルクロード

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  • サイズ B6判/ページ数 427p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784469250541
  • NDC分類 232.8
  • Cコード C3022

内容説明

マルコ・ポーロに先立つこと1100年―苦難の旅をへて後漢の都に辿り着いたローマの使者が見たものは?繁栄を極めた絹の道の物・人・文化・宗教の往来と融合を壮大に描き出す。

目次

1章 歴史の偶然
2章 エルドラドを求めて
3章 世界の支配、未完の夢
4章 ローマのすべての道は、オリエントに通ず
5章 ローマ帝国の東方の門
6章 極東の陸路
7章 海のかなたへの旅
8章 通商路の人々と、その往来
9章 霊の道

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

総代

1
シルクロードの交流史。東洋の事物がどのように西方へ伝播していくのか丁寧に書いてある。また、その中間地点に焦点を当て網羅していることもポイント高し。当時の人々が遥かなシルクロードのはじとはじ同士でどのような印象を互いに抱いていたのか、面白い良書。2011/04/14

夕波千鳥

0
古代ローマ及び漢の時代前後のユーラシア全体の交流を交易の側面から、詳述した本。 直接交易ではなく、間に様々な商人が入ったリレー型の交易がおこなわれていた。伝聞を重ねる中で、ローマの人々、シナの人々それぞれが相手に抱いていた桃源郷的なイメージが興味深い。 各地のエピソードの他、交易によって各地で取引・消費された品々がたくさん書かれている。プトレマイオス朝期のアレクサンドリアの項など、情景が思い浮かび、ロマンを感じる内容だった。 想像していたよりも都市ローマが非常に国際色豊かだった。2020/09/16

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