出版社内容情報
英語を教える際に知っておきたい第二言語習得研究の理論を各分野の専門家が解説。授業への取り入れ方も示した。
内容説明
文法指導とコミュニケーション活動のバランスは?動機づけなど個人差に対応した指導とは?英語を教える際に知っておきたい第二言語習得研究(SLA;Second Language Acquisition)の理論を各分野の専門家がわかりやすく解説。実践に役立つアクティビティ例で授業への取り入れ方も示した。
目次
文法指導はどのように変わってきたか
目標項目を目立たせよう―インプット強化
目標項目の処理を手助けしよう―処理指導
話す活動と文法指導―フィードバック
ライティングのフィードバックの効果
タスクを効果的に用いよう
ペア・グループワークの潜在力を引き出そう
発音指導
語彙指導
語用論指導
個人差とコンテクスト
指導の評価―スキル学習理論の観点から
まとめ―フォーカス・オン・フォームの指導
著者等紹介
鈴木渉[スズキワタル]
宮城教育大学教育学部英語教育講座准教授。トロント大学オンタリオ教育研究所博士課程修了。博士(第二言語教育学)。専門は英語教育と第二言語習得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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乗るway
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読了2017/08/01
Yuka Doi
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第二言語習得研究に関する書籍は、大学時代に読むようゼミの教授に勧められ、読んでみたが、当時はさっぱり意味がわからなかった。なぜか?- 教壇に立ったことがなかったからである。教育実習に行ってはいるが、実習生として教えられたことよりも、講師として毎日子どもたちに英語を教え、悩み苦しみながらも、良い改善策はないかと書籍を読んだり、勉強会に行ったりして、自分で模索するほうが、確実に身になる。経験に勝るものはない。英語でのインプットの大切さはどの書籍にも書かれている。導入の工夫を怠っていたが、頑張ろうと思う。2018/02/11