出版社内容情報
身ぶり・ジェスチャーに加えて行動パターンを含む広義のボディ・ランゲージを、英国人と日本人の共著により比較。
内容説明
好評のロングセラー『日本人と英米人』(1973)には、日本人の「駅で見送る」「おんぶをする」といった行動パターン、「そろばんで勘定をする」「めしをかきこむ」などのジェスチャーが、イギリスの詩人の新鮮な目で観察されていた。それは、この40年でどう変わったか、または変わっていないか。その後収集した資料にもとづく考察と新しい観察を加えて、現代の目であらためて日英の身ぶりや行動パターンを比較した新版。
目次
第1部 非言語的伝達の諸相(ジェスチャーの悲劇;文化・異文化に気づく;沈黙の言語;サイン・ランゲージ;日本人鑑別法 ほか)
第2部 身ぶりと行動の日英比較(親指と小指;「だまれ」の合図;thumb up(down)
幽霊のしぐさ
指し示す ほか)
著者等紹介
カーカップ,ジェイムズ[カーカップ,ジェイムズ] [Kirkup,James]
1918年生まれ。詩人、翻訳家。ドイツ語からの翻訳でMildred L.Batchelder Award、フランス語からの翻訳でScott‐Moncrieff Prizeを受賞。イギリスのリーズ大学、バース・アカデミー・オブ・アート、アメリカのアマースト大学などで教えた。日本では、東北大学、日本女子大学、名古屋大学、京都外国語大学で教えた。2009年逝去
中野道雄[ナカノミチオ]
1936年生まれ。神戸市外国語大学英米学科卒業、同大学院修士課程(英語学専攻)修了。同大学で教える。現在神戸市外国語大学名誉教授、文学博士。英語学、翻訳、ピジン・クレオール、非言語伝達などを研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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