内容説明
英語教育の新しいバックボーン。「これから」の英語教師がおさえておきたい必須アイテムをコンパクトにまとめました。各章末には文献案内・研究課題も掲載。
目次
第1章 国際英語と日本の英語教育
第2章 英語教授法概説
第3章 e‐learningと4技能
第4章 発音指導の基本点と留意点
第5章 リスニングとその指導法
第6章 教師のための学習英文法
第7章 授業実践
第8章 測定・評価から認定・通知まで
第9章 早期英語教育の現状と課題
第10章 これからの英語教師論
第11章 英語教師の本棚―英語研究・教材研究の文献案内
著者等紹介
小寺茂明[コテラシゲアキ]
大阪教育大学大学院修士課程(英語教育専攻)修了(1974年3月)。大阪府立高校教諭、島根大学助手・講師、大阪教育大学助教授を経て、大阪教育大学教授(英語学担当)。専門は現代英語の語法・文法研究および教師のための学習英文法研究
吉田晴世[ヨシダハルヨ]
米国カンザス大学大学院(英語教育学)修了。摂南大学助教授などを経て、大阪教育大学教授(英語科教育学担当)。専門は英語教育学(e‐learning、語彙学習)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
セイタ
2
英語教師の心得を述べた本!教師以外も読む価値のある章が多い。国際英語という視点は、英米の英語を他の国の英語と相対化して考えることができるという点で大変深い意味を持つ。現在最も幅広く使われている文法訳読法は、中世のラテン語教育に系譜をもつものだということに驚いた、現在の日本では、教師の英語力が低いためこの方法しか取れないことが多いようだ。この本を読むと、中学時代に大して英語が出来るわけでもなく、英語教育についての知識も乏しい教師に英語を教わることの恐ろしさを再確認できた。2014/07/13
鈴華
0
図書館本。大学レポートのため2014/07/01