内容説明
神々と巨人族と人間たちの天地をかけめぐる戦い。壮大な構成の北欧神話を、物語形式で豪快かつ悲劇性豊かに展開する。
目次
第1章 天地の創造
第2章 九つの国
第3章 主神オーディンの活躍
第4章 汚された神域アースガルズ
第5章 冬の戦い
第6章 愛の勝利
第7章 「勝利の剣」の喪失
第8章 アースガルズの崩壊
第9章 神々の和解
第10章 悪神ロキの忌まわしい子供たち
第11章 雷神トールの大物釣り
第12章 魔法の都
第13章 トールの危難
第14章 石の巨人との決闘
第15章 麗しの男神バルドル
第16章 縛られるロキ
第17章 神々の黄昏―ラグナロク
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
靴下
1
キリスト教的解釈やらなんやらあって、ほかの入門書をかじってはいましたが、改めて知ったこともありました。一章ずつの長さも適当ですし、面白かったです。2014/12/02
かずら
1
古代多くの人が信仰していたにもかかわらず、あまり資料が残っていないゲルマン神話(北欧神話)。スノリのエッダを中心にその筋を追っていく本。他の本であらすじは追っていましたがあらためて読むと「そうだったの?」っていう発見が多いです。ミョルニルの柄が短いとか、古代の謎かけとか。7人の眠り男の話は初めて知りました。やっぱり北欧神話を語るときにはキリスト教の影響についても考えなければいけませんね。しかしオーディンフレイトールのようなメインに出てくる神々は覚えられるけれど、ちょい役の神様の名前はなかなか覚えられない。2014/11/05
ハム太郎
1
いわゆる北欧神話。神様のくせに巨人騙したり、嫁強奪したり、結局全滅したり、人間臭くておもしろい。RPGでよく耳にするオーディン、ラグナロク、グングニル、ユグドラシルetc..の原典に興味ある方はぜひ。2011/07/22
shiro
0
時系列が前後するので若干分かりにくいが、北欧神話の大筋を掴むには十分。2013/05/13
だすげにぃ
0
銀英伝からの流れで…2012/12/01
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- 和書
- いっしん虎徹 角川文庫