内容説明
新しい都市、新しい五輪。大都市なのに緑豊かで、ひとが動物や鳥とともに生きているまち。「選手優先」「環境にやさしい」がスローガンのオリンピック。来る21世紀に向けて、都市のあり方、オリンピックのあり方を示してくれる。シドニーとは、どんなまちなのか。
目次
1 シドニー・オリンピック
2 スポーツ天国
3 シドニー・ハーバー
4 シドニー・ハーバーの戦い
5 ハーバー・ブリッジとトンネル
6 オペラ・ハウス
7 ロックス
8 ダーリング・ハーバー
9 タロンガ動物園
10 動物紳士録
11 バード・ウォッチングの楽しみ
12 セアカゴケグモ騒動
13 植物園を歩いてみよう
14 ブルー・マウンテンズ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うえ
3
五輪前に書かれた概説書。「アメリカの独立後、流刑地がなくなったロンドンの刑務所は犯罪人であふれ、老朽船や廃船を借り、川に浮かべて代用した。…遠隔地のオーストラリアなら逃げ出す心配はないし、土地を与えて指導すれば、流刑囚の矯正に役立つかもしれない。…ニューサウスウェールズは、本国から最も離れた英帝国の植民地だった。その拠点になったのがシドニー・コープの西岸のロックスだった。後のオーストラリアの発祥の地だ…シドニーの人口が増すにつれ、住宅不足が深刻になり、由緒あるロックス地区もしだいにスラム化していった」2024/04/11
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