出版社内容情報
人はどのようにして言語を獲得するのか。言語と精神とはどうかかわるのか。第二言語習得はどうなされるのか。言語心理学の立場から考える本。
内容説明
本書は、読者を心理言語学の世界にいざなおうとするものである。心理言語学は、ことばを心理学的観点から考察する研究であり、心然的に、心理学、言語学、哲学、教育学など、もろもろの学問領域に関係している。本書は入門書たることを意図してはいるが、同時に、心理言語学研究における問題の核心、現代の争点にまで読者を導くものでもある。
目次
第1部 第1言語(子どもとことばの習得;動物とことば;野生児とことば;手話と書きことばと聴覚障害)
第2部 ことばと心(心的文法;文の情報処理と心理的現実性;ことばはどこから生まれるのか―知能か生得的か;言語と思考と文化;言語と脳)
第3部 第2言語(子どもと成人の第2言語習得;第2言語教育;バイリンガルと認知作用)
感想・レビュー
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- 和書
- 抵抗都市 集英社文庫