出版社内容情報
漢詩研究・実作指導の第一人者である著者が、弟子の作品を添削する形で、作詩法や上達のコツを伝授!
内容説明
漢詩実作指導の第一人者による作詩講座が一冊に!三十余年にわたる門人への指導を紙上に再現。指導のポイントをまとめた稽古索引、作詩にかかわる用語集など付録も充実!
目次
和語を用いない「夏・海/尤韻」
和習の表現に気をつける「夏・蝉/元韻」
場面に合った描写をする「夏・山行/冬韻」
生かし切れない趣向はあきらめる「秋・箱根/尤韻」
起句と結句を呼応させる「紅葉/東韻」
前半で舞台を整え、後半の情を引き出す「冬・酒/陽韻」
作中人物に不自然な行動をさせない「初冬/冬韻」
理屈に合わない発想は慎む「残雪/東韻」
起句・承句の流れを練る「感傷・酒/真韻」
適切な語に改め韻を換える「刀/陽→蒸韻」〔ほか〕
著者等紹介
石川忠久[イシカワタダヒサ]
1932年東京都生まれ。東京大学文学部中国文学科卒業。同大学院修了。文学博士。現在、二松学舎大学顧問。二松学舎大学名誉教授。桜美林大学名誉教授。(公財)斯文会理事長、全国漢文教育学会会長、全日本漢詩連盟会長。元日本学術会議会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件