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内容説明
人びとの喜・怒・哀・楽があるB級図像。
目次
こいつぁニッポン!―三蔵、アトム、カップヌードル
ガーンズバック連続体―記憶のなかの未来
ビリッときた日―電気がやってきたころ
世界の中心で愛を叫んだくだもの―SF巨大生物の国
よいこたちの書物戦争―悪書のある文学史
酒を飲みすぎた人びと―ゲロのある画廊
モクセイの香り―糞尿とおべんじょのある画廊
チベットの写楽―贋物喪志
著者等紹介
武田雅哉[タケダマサヤ]
1958年、北海道生まれ。北海道大学大学院教授(中国文化論)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐだぐだ
1
こいつぁ、中国!文化の変質として楽しもう、という発想は素敵ですね。2017/10/22
abaoaquagga
0
レトロフューチャーにプロパガンダ、三文記事といった”オツ”な図像を通して眺める中国。巨大な豚や果実で溢れるユートピアや、切れた電線をみずからの肉体で繋いだ戦争美談、酒や便所にまつわる小咄などが、児童書のようにやさしくユーモラスな語り口で紹介される。独特のお国柄みたいなものが見えてくる一方で、酒への飽くなき情熱や有名作品のパロディといった万国共通の要素もある。しょうもない部分や胡散臭い部分だって面白がらないと損だよな、ということを再確認させてくれる一冊。2025/01/16




