出版社内容情報
地球はまるいということが人びとの「常識」となるまでの経緯を各種文献・図像資料に基づいて具体的かつ系統的に描き出していく。
目次
西洋地球説の伝来
地球説伝来異聞―「中国描談」の謎
地球説伝来以前
ゴメス「天球論」と日本人
地球説と儒者
地球説と神道家
地球説と天文暦術家
地球説と仏教界
地動説の紹介者たち
地球説の大衆化
地球説と国学者
隣邦社会における地球説への対応
著者等紹介
海野一隆[ウンノカズタカ]
1921年生れ。京都大学文学部史学科(地理学専攻)卒業。大阪大学名誉教授。専門は東洋地理学史。2006年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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