内容説明
「中国美術の世界は、遊園地のように楽しい!」おもしろ図像学。
目次
1 顔と姿の図像学(神農―図像の継承と遭難;呂尚―天下を釣った男;孔子―「人違い」と「他人のそら似」 ほか)
2 星と空の図像学(斗牛―屋根に坐るオーロラ;七星剣―北斗の呪力;七支刀―稲妻の形象 ほか)
3 「描く」ことと「書く」こと(唐獅子牡丹―『水滸伝』から入れ墨へ;五台山―文殊菩薩に会える山;年画の図像学―吉祥図像としての中国年画 ほか)
著者等紹介
杉原たく哉[スギハラタクヤ]
1954年、東京都に生まれる。1989年、早稲田大学大学院博士課程修了。早稲田大学文学部助手を経て、現在は講師。専門は中国古代美術史だが、専門の枠にとらわれず、日中のさまざまな図像を比較芸術の視点から幅広く研究している。論文・エッセー多数。共著書に『カラー版東洋美術史』(美術出版社、2000年)がある
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